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#01 陶芸作家 道川肖三
愛知県瀬戸
静岡県笹間

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愛知県瀬戸市、猿投山の麓にある道川さん宅を初めて訪れたのは2019年。 その時「会社員を辞めて陶芸作家の道を歩み始めたんだよ。」
と話してくれた道川さん。
同じく会社員を辞めフリーランスの映像作家として活動している私は、
勝手ながら妙に親近感が湧いた瞬間でした。

現在は、世界の名だたるギャラリーで個展を開き、
世界中に道川さんのファンがいる、
いわば陶芸界のメジャーリーガー的存在。
独自の製法を駆使して海外に羽ばたいたパイオニア。
そんな道川さんがどのようにして現在の域まで辿り着いたのか? ​
私はその答えを探す旅を始めました。

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道川さんとの撮影の始まりはいつも朝の散歩から。
体が資本、体力がなければいいものは作れないと言う道川さん。
毎日1時間半ほど歩くのが習慣で 自然に入り季節の移ろいを感じている。 特に枯れていく木々の美しさに目を凝らしながら。

作品作りはお散歩後。
アトリエに入ると土を練り、ろくろを回しあっという間に
作品が出来上がっていく。簡単にこなしているように見えるけど
​間違いなく長年の経験と知識があってこそ。

風が山を抜けるように、川に水が流れるように、いきのままに。

そして道川さんといえばもう一拠点。静岡県の笹間。
​山々に囲まれ、茶畑が点在し、近くのコンビニまでは往復40分。
​もちろんレストランも無し。
この地に焼き窯を持ち、ギャラリーを作り、
そして海外からアーティストを​受け入れ、
日本文化を体験してもらうための地域作りを行っている。
その為、ここ笹間には世界中からたくさんの人が集まってくる。
​道川さんの周りには常に色んな人が集まる。

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道川さんと時を共にするればするほど感じることは
日本の社会の流れとは全く別の流れの世界で生きているということ。
​そして誰からの影響を受けることなく、
自分という軸で物事を判断し道を作っている人だということ。

そんな道川さんのドキュメンタリー。

WALK-覚悟から生まれる道-

 

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